診療内容-リンパ球免疫療法|医療法人 博慈会 プライマリーヘルスケアグループ

リンパ球免疫療法

血液中のリンパ球を採血し約2週間培養して点滴にて戻す一般的な免疫治療です。癌の治療や癌予防から、美容やアンチエイジングまで高い効果があります。

副作用が無い第4のがん治療法

私たちの身体には一日数千個以上もの癌細胞ができますが、免疫細胞が“癌細胞”を日々根絶しています。しかし、生活習慣やストレスなどで多くの方は本来の免疫力が低下しています。そのため自己の免疫力で根絶できなかった癌細胞が長い年月をかけ増幅し“癌”が発症します。従来の手術療法、化学療法、放射線療法に加え、副作用のない上に予防から末期癌、再発予防までほぼあらゆる癌の治療が可能な免疫療法が第4の癌治療法として認められてきています。

また、化学療法では癌の増殖、再発の大きな原因である“癌幹細胞”を根絶できないことが分かってきており、近年免疫を用いた治療が再び注目を浴びています。
リンパ免疫細胞療法は癌を攻撃する主体の免疫細胞であるリンパ球(αβ細胞やNK細胞など)を血液中から取り出し体外で増殖させ、免疫細胞を大幅に増殖・増強した上で再び体内に戻してがん細胞を攻撃する方法です。

更にこのリンパ免疫療法も他の免疫治療同様、癌予防という観点からだけでなく健康維持やアンチエイジング、美容の面からも非常に有効です。

CTC(Circulating Tumor Cell)検査

癌はCTなどの画像検査では最低でも約1cmの大きさが無いと発見できません。血液検査の「腫瘍マーカー」は一般にもっと癌が発達しないと上昇してきません。早期癌と言われるもので直径2cmなのです。1cmの癌は約10億個のがん細胞の塊なのです。これが10年から20年かけて育ってくるのですが、1cmの癌から所謂末期癌まで平均1年半で進行します。

つまり、画像検査で1箇所の癌が捕らえられた段階では全身のあちらこちらに癌細胞の集積があると考えられています。CTC(Circulating Tumor Cell)循環血中癌細胞検査は、癌細胞が集積する前に血液中を循環している段階で発見する検査です。わずか10ccの採血で異常細胞を見つける事が出来ます。これにより「後5年後に癌(の塊)が出て来る。」というレベルで超早期に癌が発見できます。

 

この検査で異常値が出た場合は、免疫による予防治療を行います。画像検査でターゲットが見つからない段階では「手術」や「放射線治療」は行えません。まして副作用が強く癌幹細胞に効果の期待できない「化学療法」はなおさらできません。身体に悪い副作用が無く、全身の癌細胞一つ一つを見つけて破壊する「免疫」を用いた治療が唯一の予防治療となります。

具体的な治療法

  • 患者様より約20mlの血液を採取します。 (約15分)
  • 次に免疫細胞を約100億個まで増殖させます。
    (約2週間程度時間を要します)
  • 点滴により体内に戻します。 (約30分)

※症状やがんの進行・程度によりますが、1ヶ月に1~4度継続します。(これで1クール)

なぜ、免疫療法をお勧めするのか

がん細胞には右図のように、「がん幹細胞」と「がん細胞」があります。がん幹細胞は、女王蜂のような役割でがん細胞が分裂する主幹になっています。この1つの細胞から、画像診断で発 見できるがん細胞の塊、つまり1cm大の腫瘍になる頃には、がん幹細胞は休止期間に入っています。

外科的手術にて、腫瘍を視覚的には取り切ったといえど、体内にがん幹細胞、がん細胞が完全に消失したとはいえません。そのために、放射線療法、並びに化学療法を併用して行います。

しかし、左図のように、がん細胞の塊である腫瘍は、増殖期にあります。

抗がん剤はがん細胞の増殖を抑制することで、がん治療を行っています。つまり、増殖期にある、がん細胞には効果を発揮します。化学療法も同様で、塊である腫瘍はターゲットがはっきりしているため、照射し治療することが可能ですが、両治療では、血液中に浮遊しているがん幹細胞を完全に消失できると言い切ることができません。

そのため、がん幹細胞を攻撃するリンパ球免疫療法や、がん幹細胞を貪食してくれるマクロファージ活性化療法など、免疫療法が第4のがん治療の方法として、近年、非常に注目を浴びているのです。

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