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COVID-19と「メモリーT細胞」?

2020.12 コロナウイルス

前回から1ヶ月の間に様相は一変して、第3波とかで、COVID-19が再々流行してしまってる。新幹線も「GoToTravel」の所為だろうけど、平日のグリーン車でも年配の団体客で埋まってる。半値だからだろうけど、平日から年配者がこれだけ旅行に出掛けてれば、そのうち何人かは感染して重症化しても当たり前だと思う。重症病棟担当の先生方はほんとに大変だと思う。マスコミは報じないけど、2000年頃より医療費削減の旗のもとで、病床数や重症病棟の削減に邁進してた厚労省や財務省の責任ってどうなるのだろう?SARSの時、ちょっと問題になりかけたけど、あの時は半年ぐらいで収まったので、有耶無耶になってしまった。防衛費と同じで、削減してて、いざ攻め込まれて国が占領されてから、軍備増強なんか叫んでも間に合うはずも無い。「兵を100年養うは、これを1日用いるため。」蓋し名言で、今の医療状況を的確に表してると思いますよ。結局しわ寄せは「現場」の医療関係者ですからね。

しかし、これも「集団免疫」獲得のプロセスと言えなくも無い。ただし、かなりハードランディングだけど。理想は、新規感染者がゆっくり増えて、重症化する患者さんの増加が、既存の重症病棟のキャパ内に収まってくれることだが、これ以上「要請」という名の「規制」をすると年末に倒産がどっと増えて経済が死んでしまうだろうし。ギリギリの所で何とか集団免疫が整い、有効なワクチンが出だして収まるのを待つしか無いんだろうな。