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中国出張顛末記Ⅱ

2024.7 その他

当日は大阪発なので、関西国際空港へ。そして「深圳航空」のカウンターへ。自動チェックインなどないから座席が決まっているのに、結構並ばなければならない。中国も、北京、上海以外の都市には大概中華系の航空会社しか無い。あったとしてもコードシェアー便で、実際は中国系の航空会社だ。機体が古そう、飯がまずい、なんとなく騒がしいと三拍子揃っているが、長くても3時間、大体は2時間程度のフライトなのであまり苦にならない。まあこの辺りは中国のマイナー路線に限らず、日本の地方路線だって似たようなものだが。

ところが、この日は台風並みの悪天気。幸い多少の遅延で済んだが、南京の空港に迎えに来てもらってたスタッフの人はかなり早めに来ていて5時間近く待ったそうな。今回の最初の目的地の安徽省の合肥(あんきしょう、ごうひ)まで南京から車で2時間。余裕を持って出たら数時間は狂うだろう。

ところで、最近の海外って大概御招待で、空港の出口でお迎えが来てくれてて、後は車で案内されて「なすがまま」状態なので、海外旅行のリテラシーがだいぶ退化してる気がする。訪問先から、ホテル、食事まで案内されるだけで気楽だけど、自由にどっか行くわけにもいかないし。特に、今の中国はWe Chatでの支払いがほとんどで、クレジットカードや現金すら使えないところが結構あるので一人で出歩けない。これらの決済を利用するには中国国内の銀行に口座を持ってないと使えない。