マクロファージとTreg(制御性T細胞)
2025.12坂口先生の発見された「制御系T細胞(Treg細胞)」がノーベル医学賞に選ばれた。以前から、少し触れていたが、私のiRF(Immune Regulating Factor)はマクロファージを活性化し、このTreg細胞を活性化、さらに再教育(reprogulaminig)して、免疫系の調整を行なっている。中国の知り合いの研究者や台湾のバイオ企業なんかは、この原理を理解してくれていたので祝電?が来た。主にWe Chatでだが。「Congratulations, doctor!Treg Got the Nobel prize!Your Macrophage regulator Plays a significant role on the activation of treg!Great job!」で、喜んでウチのスタッフに見せびらかしたのだが、「何浮かれてんの?別に先生がノーベル賞もらったわけじゃ無いでしょ。」だと!
「そりゃそうだけど、海外からわざわざ褒めてくれてるのに、お前ら、冷たすぎるやろ!」
まあ気を落ち着かせて、改めて、iRF(Immune Regulating Factor)の説明をしておきたい。一般的には「マクロファージ活性化療法」としている。もちろんTreg細胞の活性化の他にも色々と作用があって効果を発揮しているのだが、自己免疫性の疾患に対しては、このTreg細胞の活性化が大きな役割を果たしている。
まず、マクロファージは単なる異物処理細胞にとどまらず、制御性T細胞(Treg)の誘導・成熟・機能維持に深く関与する調節性免疫細胞である。