お知らせ

PHCクリニックは大阪国際がんセンター研究所との共同研究を始めます

共同研究について

医療法人博慈会(理事長 中川 泰一)と地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター(総長 松浦 成昭「以下、大阪国際がんセンター」)は、大阪国際がんセンター研究所 腫瘍増殖制御学部 東山 繁樹部長と「マイクロバイオーム情報に基づくバイオインフォマティクス解析」をテーマに共同研究を開始いたします。

ヒトの腸内や口腔内、 皮膚などには約千種類、 数百兆個の常在菌が存在しており、常在菌叢(マイクロバイオータ)を形成しております。

腸内や口腔粘液、皮膚に含まれるマイクロバイオータとがんなどの疾患病態との関わりを明らかにするために、次世代DNAシークエンサーを用いたマイクロバイオーム解析情報をバイオインフォマティクス技術により解析することで、様々な疾患病態と腸内細菌叢との関連を明らかにすることを目的としています。

また、これらの研究により、がんや様々な疾患病態の早期発見や発症予防、あらたな治療法の開発を可能にすることを目指します。

今後の臨床試験のご案内等につきましては、随時掲載してまいります。

マイクロバイオーム解析について

医療法人博慈会では次世代DNAシークエンサーを用いたマイクロバイオーム解析において、日本マイクロバイオームコンソーシアム(JMBC)が推奨するプロトコルをもとに解析をおこないます。

JIMBCメタゲノム解析推奨プロトコル ver2.1

日本マイクロバイオームコンソーシアム(JMBC)は、糞便等ヒト試料に関するマイクロバイオーム計測の比較互換性の担保を目的に、それら測定の標準的推奨プロトコル (standard operating procedure,SOP)の開発を産業技術総合研究所(産総研)、製品評価技術基盤機構(NITE)、理化学研究所(理研)と共同で実施している。本活動は以下の方針のもと実施されている。

  • マイクロバイオーム関連計測データの信頼性確保、比較互換性を担保するための標準基盤(標準物質や推奨プロトコル等)を整備し、現在進められているヒトマイクロバイオーム研究や今後実施されるヒトマイクロバイオーム研究における関連計測の標準化を推進する
  • 精度が確認された標準物質によりマイクロバイオーム計測の各ステップにおける統計的ばらつきを特定し、確かな科学的知見をもとに精確な計測を実現するプロトコルを開発、それらを推奨プロトコルとする
  • 推奨プロトコルの選定には、計測の精確性を最も重要な指標としつつ、簡便さや国内の試薬供給ルートなど、産業界で広く活用されることを前提に必要な要素を満たすことを考慮する
  • 技術の進展に対応した新たな推奨プロトコルや、JMBC 参画企業における独自のプロトコル開発を行うためのガイドラインを作成し、マイクロバイオーム関連計測データの信頼性確保、比較互換性を担保しつつ測定方法の多様性を許容する仕組みを作る
一般社団法人日本マイクロバイオームコンソーシアム
Japan Microbiome Consortium
  • 次世代シークエンサー装置 MiSeq(マイセック)
    MiSeqは、イルミナのシークエンサー機器の中でも2x300塩基までのロングリードに適した小型機器です。
    高いデータ精度が得られる特徴があり、変異解析やゲノムサイズの小さい生物種の解析に適しています。

  • マイクロバイオーム解析について
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