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マクロファージの働きは非常に多彩

2018.12 免疫療法

マクロファージの働きは非常に多彩で色々面白い。どれから話題にしようかと思うのだが。

最近、「腸内フローラ」がウケている。いや、私のところの話だ。元々は腸内細菌はマクロファージと密接に関係しており免疫系の調整に深く関わっているのは聞かれたことがあると思う。まぁその関係でウチでも「腸内フローラ移植」を行なっているのだが、大阪にはいわゆる「難病」であるアトピーや自己免疫性疾患、リッキガッター症候群などの「医療難民」の方々が全国から来られているのだが、東京では便秘などの腸の不調や美容系、特に「痩せ菌」目当ての方々が多いのだ。免疫や再生医療は癌や難病だけでなく、いわゆるアンチエイジングや美容系にも高い効果がある。元々、私は末期癌の治療には栄養を含む全身管理と癌が生えにくい体にする体質改善は不可欠と主張している。見えている癌だけ排除しても「完治」とは言えない。画像で見つかる最小の1cmの癌でさえ既に「末期癌」だ。まあこの話は後程ゆっくりと。

つまり、末期癌や難病の治療と美容系とやる事は「同じ」なのだ。よって、美容系の「治療」?も行なっている。目的は美容でも、腸内細菌やマクロファージはじめ免疫細胞は、人様の「目的」なんか関係なくあらゆる仕事を行う。免疫の癌治療時に一応「副作用」として「お肌が綺麗になったり、血行が改善して糖尿の痺れが取れたり、視界が明るくなったりしますが・・・」と説明するのだが、今までただの一人もそれで、癌治療を拒否した方はおられない。あたりまえだが・・・。