COVID-19のPCR検査について
2022.7 コロナウイルス今回はチョット日常臨床に戻って、COVID-19のPCR検査について。まあ、言いたいことがいっぱいある訳ですよ。
ウチでもPCR検査をすることになった。去年の話なんだけど。毎度のことだけど、自前でやってる関係上、どこかのニシ〇〇クリニックみたいに、ブームに乗って大儲け!というわけに行ってない。遠隔システムの一環としてアプリで結果報告から、診察予約、証明書発行まで行えるように一から開発したんだけど、結構大変だった。アプリの開発に3ヶ月。システムのトラブルシューティングもそこそこあったが、コレは想定内。問題は、ビックリ患者さん達。この人達には振り回されてます。まあこの事は後程。
そもそも機材の購入からして大変。今はほぼCOVID-19専用の測定器があったりして、大学の研究室時代のPCRと隔世の感があった。「なるほど。これなら楽勝だね。」と思っていたら、ウチの「出来る総務」が、
- 出来る総務
厚生労働省が機材やら試薬まで指定してるからそれ使わないとダメです。
だって。
- 中川 泰一
えー!そんなんじゃ、〇〇グループみたいな値段じゃ出来ないじゃないか。安い試薬使えないの?
- 出来る総務
ダメです!
かくて、価格勝負では敗北が決定した。名誉のため?に言うと、ウチは大阪府内の医療機関で、安さではトップと数百円差の堂々3位!。儲からん訳だ!大体大儲けしてるのは、〇〇クリニックだって、オーナーはwifi屋さんだし、〇〇グループも建築屋さんだし。大体、大々的に営業かけたり、検査場の前で